不妊症治療
不妊症治療

不妊症治療説明会のご案内

不妊症治療説明会を開催致します。参加ご希望の方は、当院受付052-683-0018までお問い合わせ下さい。

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不妊症治療

不妊症とは一定の期間、夫婦の営みがあるにも関わらず、妊娠しない状況をいい、その期間は一般的には2年とされています。
ただ、女性は加齢とともに妊娠する確率が低くなり、また流産する率も高くなるため、半年から一年の間、排卵日にタイミングを合わせていても妊娠しない場合は、一度ご相談頂ければと思います。

妊娠をご希望されてからの経緯、治療経過、検査結果を確認した上で、患者さんお一人お一人のご事情、病態に合わせた治療を行います。

当院の不妊症検査について

基礎体温

婦人用の専用体温計で測定していただきます。記録用紙は来院時にお持ちになってください。

精液検査

ご主人の精子の数、運動率、奇形率などを調べる検査です。
ご主人の来院は原則として必要ありません。

超音波下卵管疎通性検査(HyCoSy)/超音波下子宮腔検査(SHG)

超音波の観察下に液体を子宮腔内に注入して、子宮腔内の病変や卵管の通過性を確認する検査です。
卵管の通過性が認められない場合には子宮鏡下に選択的卵管通過性検査を行なうこともあります。
費用 約4,000円~

血液検査

下垂体・卵巣ホルモン検査
月経3日目及び高温期中期に血液検査を行い、脳下垂体―卵巣の内分泌機能を調べます。
抗精子抗体検査
血液中に精子の動きを抑制する免疫物質がないかを調べます。
費用 約5,000円
クラミジア抗体検査
骨盤内感染の一つであるクラミジア感染症の既往を調べ、卵管機能異常の可能性について検討します。
費用 約3,000円
抗ミュラー管ホルモン
卵巣中の前胞状卵胞という小さい卵胞から分泌されるホルモンを調べ、現在の卵巣予備能を評価し、不妊治療の方針を決めます。
費用 約7,000円

フーナーテスト

排卵の時期に性交を行い、子宮頸管(子宮の入り口付近)内にいる精子の状態を調べます。

負荷テスト

排卵障害がある方、高温期ホルモン検査で異常が認められた方などに対して、月経3日から7日目以内に、脳下垂体を刺激するホルモンを投与し、刺激後の脳下垂体ホルモンを調べる検査です。

子宮鏡検査

子宮腔内にポリープなどの異常が疑われるときに行われます。
費用 約3,000円

当院の不妊症治療について

卵管の通過が確認できない場合、ご主人の精液の状態が不良の場合は、体外受精の適応になります。
フーナーテストが不良の場合で、ご主人の精液の状態が著しく不良でない場合は、人工授精を3周期くらい行うことを考えます。
フーナーテストが良好の場合で、排卵日にタイミングを合わせた性交渉指導を数周期行ったにも関わらず、妊娠されない場合は、早めの体外受精をお勧めします。

子宮腔内に内膜ポリープがある場合、子宮鏡を用いた内膜ポリープ切除術を行うことがあります。
卵管の機能異常の可能性がある場合、経膣下骨盤内視鏡を併用した子宮鏡下選択的卵管通水(あるいは大量通水療法)を行い、できるだけ自然に近い経過で妊娠して頂けるように治療を行っています。

さらに、子宮、卵巣血流の改善などを目的とした、血液オゾンクレンジング療法低反応レベルレーザー治療アスタキサンチン等の抗酸化サプリメントの内服治療などを行っています。
体内環境の改善により、より多くの患者さんに妊娠して頂くように努めています。

当院の体外受精治療について

当院では、低刺激周期または自然周期による体外受精胚移植治療を行っています。
体外受精において、良好な卵子を得るためには、卵子が卵巣の中で成熟していく過程が重要です。
当院では、血液検査、超音波検査により、現在の卵巣機能の状態を確認した上で、必要に応じて、約2~3か月間(月経周期で2~3周期)、ホルモン剤を内服して頂き、月経周期を調整することで、卵巣内の卵胞(卵子が入っている袋)が正常な発育状態に整えてから刺激を開始します。
刺激中は血液ホルモン検査や超音波検査を行い、適切な卵子を回収する時期を判断します。

体外受精の際、当院で行う治療方法、薬剤は以下の通りです。

まず、女性ホルモンのプレマリンおよび黄体ホルモンのデュファストン、ヒスロンを投与し月経周期を起こす方法(カウフマン療法といいます)と、女性ホルモン黄体ホルモンの合剤(いわゆる中用量、低用量ピル)であるプラノバール、ソフィアA、マーベロンを投与し、月経周期を起こす方法を用い、月経周期の調整をします。

低刺激周期の体外受精を行う際は、クロミッド、あるいはフェマーラという薬剤を月経3日目から内服を開始します。内服途中からは、少量のFSH製剤を併用して、体が選択してくれた卵子を必要数だけ育てるようにします。卵胞が十分に成長したら、GnRHアナログ製剤(下垂体ホルモン放出ホルモンの類似薬剤:商品名ブセレキュア)の点鼻薬で、卵子の最終的な成熟(受精の能力を持つこと)を誘起し、卵子を回収(採卵)する日時を決めます。

一方、自然周期による体外受精では、刺激の内服や注射は一切行わず、排卵直前のGnRHアナログ製剤だけで卵子を回収します。より自然に近い身体にやさしい治療法ですが、採卵する前に排卵してしまう場合があります。

薬の投与方法も含め、詳しい体外受精治療の内容については、診察時に十分に時間をかけ、ご説明いたします。


他の病院で不妊症検査、治療を受けてみえる場合は、検査結果、治療内容を、わかる範囲で結構ですのでお教えください。

不妊症検査、治療の中には、健康保険の適用が認められていないものがあり、その場合は自費診療となります。自費診療となる検査、治療についてはきちんとご説明させて頂きます。ご不明な点がございましたら、ご遠慮なくご相談ください。

一般不妊治療の費用(自費診療は別途消費税がかかります。)

人工授精 自費 14,000円
子宮鏡下選択的卵管通水
経膣下骨盤内視鏡併用時
自費 25,000円
50,000円
子宮鏡下子宮内膜ポリープ切除術 保険 約20,000円

体外受精の費用(自費診療となります。別途消費税がかかります。)

☆ 採卵当日の費用
採卵 80,000円
精液処理 15,000円
媒精 10,000円
顕微授精 (ピエゾ)  1個~3個
4個~6個
7個~9個
60,000円
70,000円
80,000円
胚培養 90,000円
  • 採卵当日は胚培養までの費用を納入していただきます。
  • 採卵直前に排卵が起こり、卵胞が消失していた場合は、材料費のみの請求になります。
  • 採卵を行っても卵子が回収されなかった場合の費用は 80,000円 となります。
☆ 凍結の費用
受精卵・卵子 1個~3個
4個~6個
7個~9個
60,000円
70,000円
80,000円
精子 35,000円
保存管理料 20,000円
  • 保存管理料は半年以降より1年ごとに費用がかかります。
☆ 胚移植の費用
胚盤胞培養 25,000円
胚移植 55,000円
融解胚移植 90,000円
☆ 特殊手技の費用
卵子活性化 15,000円
SEET法 15,000円
補助孵化法(AHA) 25,000円
  • ☆その他、卵巣刺激に用いる薬剤料、血液検査料、麻酔費用(5,000~20,000円)がかかります。

特定不妊治療費助成事業について

当クリニックは日本産婦人科学会の体外受精・胚移植・胚および卵子の凍結保存と移植、顕微授精に関する登録施設であり、特定不妊治療費助成事業の指定医療機関です。
また「特定不妊治療(体外受精・胚移植)」以外の「一般不妊治療(タイミング指導、人工授精等)」を対象に助成金制度を設けている自治体もございます。医療機関の証明書記入が必要な方は受付までご依頼下さい。

※各自治体で助成金の条件や申請方法、書類などが異なります。助成金の申請をされる方は、まずお住まいの地区町村を管轄する保健所または市町村役場等へ助成金制度の詳細をお問い合わせの上、患者さまご自身で証明書をご依頼いただきますようご理解とご協力をお願い致します。

証明書作成期間と代金

書類をお預かりしてからお返しするまで10日前後頂いております。自治体への提出期限があることもございますので、余裕をもってご依頼されます事をお勧め致します。
証明書の作成料は、一通あたり3,240円(税込)です。